「WaT」が押し切る――。音楽業界では今、こんなふうに囁かれているという。「今年の『日本レコード大賞』の最優秀新人賞は『WaT』で決まり」というウワサが流れているのだ。
「WaT」はウエンツ瑛士(21)と小池徹平(20)のユニット。昨年11月にデビューし、史上最短記録で紅白に出場した。2人の甘いルックスには若い女性はもちろん、ヨン様世代のオバサンもとりこになっている。
「そんなWaTをずっと脅威に感じているのがジャニーズ事務所です。WaTのデビューシングル発売日には、わざとジャニーズのタレントのCD発売をぶつけたといわれました」(芸能記者)
そして今年、ジャニーズが“打倒WaT”を果たすべく投人したのが「KAT―TUN」だ。3月のデビュー直後にシングル、アルバム、DVDの3部門すべてのチャートで初登場1位を記録し、その後も快進撃を続けている。誰もが今年のレコ大の勝者は「KAT―TUN」と思っているのではないか。
「昨年のレコ大は当初、本命視されていた氷川きよしではなく、倖田來未が大賞を獲得した。受賞はアーティストの所属事務所の勢いや力関係で左右されることもあるようです。今年の最優秀新人賞もさまざまな駆け引きが行われているのでしょう」(業界関係者)
「WaT」と「KAT―TUN」のガチンコ対決。結果は「WaT」の勝ち?
【2006年10月11日掲載記事】