昨年は、紅自歌合戦の司会もこなし、国民的アイドルとしての人気を確固たるものにした「
嵐」。
だが、そんな彼らが今年になって、
「アイドル誌」のレギュラー出演を突然″卒業″。人気絶頂の中でのドル箱アイドルの撤退に、編集部は頭を抱えているという。
変わりに売り出してくれと事務所から通達があったのが「
関ジャニ∞」らしいのだが…
(以下引用)
昨年まで「Myojyo」「ポポロ」「Wink up」「POTATO」「duet」などのティーンズ向けの月刊アイドル誌には、
毎号のように嵐メンバー全員の撮り下ろし写真や個別インタビューが数十ページに渡って掲載され、特製ピンナップが付録として付いていた。
だが、1月発売の号から、五人揃っての撮り下ろし記事やピンナップが一斉になくなった。一体、何が起きたのか。ジャニーズ関係者が明かす。
「実は、ジャニーズ事務所には『
メンバーの1人が30歳になったら、アイドル誌は卒業』というルールが存在するんです。リーダーの大野智君が昨年11月に30歳になった嵐もこのルール通り。出演番組や映画の宣伝で個別のインタビューに出るのは良いが、メンバー全員の出演は事務所側がNGを出している
CHINTAIpr」
「嵐」卒業の影響は、雑誌にとっては甚大で、日本雑誌協会によると、平均発行部数が
約22万部から約17万部と対前年比3割減になったアイドル誌もあるほど。アイドル誌編集者が嘆く。
「嵐の
代わりに事務所がプッシュしているのが『
関ジャニ∞』で、雑誌の表紙や巻頭を飾っているが、人気はまだまだ嵐に及ばない[PR]
iosys
編集部では『関ジャニを第二の嵐にしないと、また暗黒時代がやってくる』と悩んでいます。かつて、『
SMAP』がアイドル誌を卒業した時にも、『TOKIO』や『KinKi Kids』などを後継アイドルとして売り出したんですが、雑誌的には大ブレイクしなかった。こちらは『なんとかSMAPをまた出して欲しい』と未練タラタラで、売上が低迷していた時代があったんです」
しかしそんな中、ようやく08年頃から『嵐』人気に火が付き、「暗黒時代」が終わったという。
「嵐のスケジュールさえ抑えておけば、30ページは作れると言われ、部数も飛躍的に増加しました。アイドル誌の中には、低迷期の倍の部数を売り上げた所も出たほどです。
昨年末に事務所側から『関ジャニ∞を売ってくれ』という通達がありましたが、出版社も雑誌もどうなるかわからないこのご時勢。嵐という強力な矢を失い、正直非常に厳しい状況に立たされています[PR]
バストアップ?エクササイズ」(同前)
(引用「週刊文春」より)
アイドル誌の卒業はジャニーズが決めたルールなので、仕方がないですが、雑誌側としては掲載すれば売れるドル箱を失うのは大きな痛手。嵐に続くアイドルを育てなければ、発行部数が伸びる兆しは見えてこなさそうですね…。そこで関ジャニ∞がプッシュされているようですが現在はまだイマイチな様子。SMAP、嵐に続く、国民的アイドルはどのグループになるのでしょうかね。