SMAP解散騒動やHey!Say!JUMPのスキャンダル連発でで大揺れのジャニーズ事務所が、本社を乃木坂から渋谷駅近くの高層ビルに引っ越したそうです。なんでも、実勢価格80億円近いお買い物だそうですが、このことは藤島ジュリー景子新社長の誕生が近いことを物語っているようです。発売中の「フライデー」によると、新本社となったのは渋谷駅近くの一等地にそびえ立つ全面ガラス張りの12階建のビル。昨年から今年にかけて、次々と関連会社をそのビルに移転させ、中には大人数を収容できる稽古場も完備させているという。
13年に53.6億円の抵当がつけられていたというが、その後、都心の不動産価格が値上がり。そのため、現在の実勢価格は80億円近いとみられるが、所有しているのはみずほ信託銀行で、賃貸契約を結んでいるというだけに、毎月巨額の家賃がかかりそう。
ただし、ジャニーズへの所有権移転を前提に、一時的に同社が信託財産として管理している可能性もありそうだという。先日、そのビルを訪れたKinKi Kidsの堂本剛は「こんなビル造ったんだ」と漏らしたというのだ。
「ジャニー喜多川社長、メリー喜多川副社長ともにかなり高齢。後継ぎはメリー氏の娘の藤島ジュリー景子副社長だが、遺産を相続することを考えると、すさまじい税金がかかるだろう。豪華ビルへの本社機能移転は少なからず税金対策が絡んでいるはず。3人の年収を合わせても30億円近いだけに、税務署としたら恰好のターゲットなのだが…」(芸能記者)
SMAPの年内解散による逸失利益は200億円とも言われているが、まだまだ嵐やTOKIOら“金の成る木”とも言えるグループは複数稼働中。社長がジュリー氏に代替わりしても、芸能界に築いた「ジャニーズ帝国」はちょっとやそっとで揺らぐことはなさそうだ。
[リアルライブ]
そうですか、渋谷にお引っ越しですか…
記事には相続税対策も関係しているとありましたが、長者番付として最後に公示された2004年度の納税額から所得を推定してみると、ジャニーさんとメリーさんがともに約9億円、ジュリーさんは約6億5千万円だったそう。
その後、嵐が大ブレイクしたことを考えると、3人の収人はさらに爆発的に増加していることは間違いなく、文春によると3人の総資産は1000億円を超えているとも。
もはや、80億円なんて誤差の範囲ですね、ハイ。
それにしても、新しい拠点は渋谷の一等地にそびえ立つ全面ガラス張りの豪華ビルというところが、いかにもジュリーさんらしいです。
[以下引用]
「〇五年、渋谷区に推定二十五億円で地上五階地下二階のジェイ?ストームの自社ビルを購人したジュリーさんは、向かい側に閉店したラブホテルが放置されているのを“景観が悪い”という理由だけで土地を買い駐車場にした。売りに出せば五億円から七億円の評価額がつく物件です。さらに近隣の古い物件もキャッシュでいくつか買っています。彼女は購人価格に糸目をつけない」(別の事務所関係者)
[週刊文春]
1998年に建てられた乃木坂のジャニーズ事務所本社ビルは、初の自社ビルということでジャニー&メリー姉弟にとっては思い人れもあったと思うんですけどね。
ただ、1000億円以上の売り上げを誇る大企業の本社としては、お世辞にも“立派”というか、ドデーン!とした威圧感に欠ける感じはしましたから、ジュリーさん的には不満だったのかな?
とにかく、このタイミングで関連会社もろとも新本社に集めたということは、いよいよジュリー体制が始動するということなんでしょう。
プライドの高いジュリーさんのことですから、SMAPを潰したことで「ジャニーズが落ち目になった」と周囲から言われないよう、これまで以上にタレントの売り込みに必死になってくることは間違いないかと。
もちろん、嵐に続くドル箱グループを育てることは必須ですけど、果たしてどんな方法でどのグループを大ブレークさせてくれるのか、大いに注目したいところですが…
ジャニーズ事務所が特別なのは、ジャニーさんを中心として所属タレントみんなが“夢”を追いかけていることにあるというのは、忘れないで欲しいです。