- 121 - = =2018/1/17 17:03:50
ジャニーズJr.の人気ユニットMr.KING(平野紫耀、永瀬廉、高橋海人)とPrince(岸優太、神宮寺勇太、岩橋玄樹)の6人が、「King&Prince(キング アンド プリンス)」として、今春CDデビューすることが17日、分かった。
また、ジャニーズ事務所とユニバーサル ミュージックが初のタッグを組んだ新レーベル「Johnnys' Universe」(ジャニーズ ユニバース)が設立され、同グループは、そのレーベル第一弾アーティストとしてCDをリリースすることも発表された。
きょうの記者会見は、ユニーバーサル ミュージック新社屋内の特設ステージで実施された。大画面に「今春、CDデビュー決定」の文字が映し出されると、永瀬は「正直、Jr.の夢の一つだったので、すごくうれしい」と満面の笑顔。会場に集ったファンの中には、喜びのあまり泣き出す者も現れ、他のメンバーらも「どっきりじゃないですよね!?」と、まさかの展開になかなか実感が伴わないようだった。
「King & Prince」に決定したグループ名に対し、岩橋は、「外国の方にも通じる名前というのがうれしい。名前に負けないようなアイドル界の王様と王子様になっていけたら」と意気込み。神宮寺も「すごくうれしい。結構たくましい名前を頂いたので、それに見合う6人になっていきたい」と言葉に力を込めた。
一方、「急過ぎて心臓バクバク」と胸を押さえた岸は、「こうしてデビューできるのも、ファンやお世話になった方々のおかげ。これから恩返しをしていきたいし、何かこの時代に爪痕を残していきたい」。平野も「色んな方から期待されているので、それ以上、120%以上に応えていかなきゃいけない。たくさんの幸せを(ファンに)あげながら国民的アイドルというか、世界的アイドルになれたら」と躍進を誓った。
また、この発表を最初に聞いたのは、朝、風呂に人っている時だったと明かした岸。「湯船で音楽聞いていたら電話が鳴った。そこで(ジャニー喜多川氏から)『YOUたち、デビューだよ』と言われ…。果なのに。でも、こういうジャニーズドラマって本当にあるんだなとびっくりした」と笑わせた。平野も「(知らせがあった時は)寝ていた。電話が来て『今すぐ来て』と言われ。急ぎ過ぎて、ダサい私服そのままで来てしまった」と苦笑交じりに語った。
今後、挑戦したいことを聞かれた6人。神宮寺が「社会現象みたいなものを起こしたい」と語れば、平野も「世界にはたくさんの大きい会場があるので、ワールドツアー的な感じで、世界を回りたい」と世界を目標に掲げた。高橋も「夢は大きく。世界のヒットチャートを総なめするとか。そういうのも狙って活動していけたら」とこれに続いた。
報道陣からは「リーダーは誰?」という質問も。最年長ということもあり、周囲から初代リーダーとして推された岸は、戸惑いを見せながらも、「まい進、一筋!!」と独特のポーズを決めて、会場を盛り上げた。
- 122 - = =2018/1/17 17:05:05
ジャニーズJr.で活躍中のグループ「Mr.KING」(平野紫耀、永瀬廉、髙橋海人)と「Prince」(岸優太、神宮寺勇太、岩橋玄樹)が合体し、新グループ「King&Prince」を結成、今春CDデビューすることが決まった。17日、東京都内で発表会見があった。
ユニバーサルミュージックとジャニーズ事務所が、デビューに合わせて新レーベル「Johnnys’Universe」を設立。その第一弾アーティストになる。
メンバーはデビュー決定を今朝、事務所から聞かされたばかりで、会見でも驚きを隠せない様子。メンバー間で抱負などを語っていくうち、新グループのリーダー就任を求められた岸は「(音楽シーンに)爪痕を残したい。いつかはドームで(コンサートを)やりたい」と力を込めた。髙橋は世界最大手のレコード会社とのタッグに興奮。「世界的に活躍したい」と意気込みを語った。(河村能宏)
朝日新聞社
- 136 - = =2018/1/17 17:26:14
- 176 - = =2018/1/17 23:56:46
ジャニーズJr.の人気ユニット?Mr.KING(平野紫耀、永瀬廉、高橋海人)とPrince(岸優太、神宮寺勇太、岩橋玄樹)の6人が、「King & Prince」というユニット名でCDデビューすることが明らかになった。かねてより“次期デビュー候補”と言われてきた2組だが、念願かなって今春のCDリリースが決定。一部では「デビュー打ち止め」説もささやかれていただけに、Jr.ファンからは歓喜の声が続出している。
6人は2015年に『テレビ朝日?六本木ヒルズ 夏祭り SUMMER STATION』の応援サポーターとして集められ、「Mr.King vs Mr.Prince」の名で活動。近年、2組がそれぞれMr.KINGとPrinceとして個々で活動する機会も増えていたが、それぞれ人気?実力は十分のため、6人でのデビューを期待する声は絶えなかった。
「Mr.KINGは16年に写真集『DREAM KINGDOM』(集英社)を発売し、Princeも昨年11月に初写真集『Prince 1st PHOTO BOOK「Prince Prince Prince」』を出しましたが、いずれもオリコンの週間ランキングで2万部の売り上げを突破するなど、Jr.の中でも切磋琢磨し合う存在です。ジャニー喜多川社長の信頼も厚いメンバーが揃っており、特にここ1~2年は『キンプリはいつデビューするのか』と、業界内でも話題になっていました」(ジャニーズに詳しい記者)
そんな中、彼らは1月17日に東京?原宿のユニバーサルミュージック本社内でデビュー発表会を開催。報道によると、ジャニーズ事務所とユニバーサルミュージックが初めてタッグを組む新レーベル?Johnnys’Universe(ジャニーズユニバース)が設立され、同グループは第一弾アーティストとしてCDをリリースするとのこと。14年4月デビューのジャニーズWEST以来、4年ぶりのデビュー組誕生となる。
会見でメンバーは「ジャニーさんに『デビューだよ』と言われて、頭の回転が追いつかないままここに来ました」(神宮寺)と話すなど、本人たちも実感のないままいきなりデビューを知らされたようだ。ネット上のファンからは「キンプリ、デビューおめでとう!」「King&Princeとして6人でのデビューが決まって本当にうれしい。今まで以上に応援する!」「デビューがKINGだけじゃなくて、キンプリでよかった」と、喜びや驚きの声があふれている。
しかし一方で、平野と永瀬はもともと関西Jr.として、それぞれKin Kanとなにわ皇子いうユニットで活動していたため、「なにきん(なにわ皇子&Kin Kan)の歴史知ってるの?」「なにきん信者だから応援できないです」「平野と永瀬には関西へ戻ってきてほしかった」「デビューはすごいことだし、うれしいけど、紫耀と廉は関西でデビューしてほしかった」という声や、Jr.内にはLove-tune、Travis Japan、SixTONES、Snow Manといった数ある実力派グループが存在するだけに、「キンプリよりも長く頑張ってるのに。彼らにもデビューというご褒美をあげてよ……」「SixTONESはいつ報われますか?」「長年いるJr.たちのこと思うとやっぱつらい」「後輩に抜かされ、まだデビューできないってこと? 明らかにしんどくない?」と、落胆の声は少なくない。
そんなMr.KINGとPrinceは東京?帝国劇場で1月1日~27日まで上演される舞台『ジャニーズ Happy New Year アイランド』に出演中。本日午後11時スタートの『TOKIOカケル』(フジテレビ系)にゲストとして登場するが、デビューに関して言及することはあるのだろうか。
- 184 - = =2018/1/18 20:45:45
「KING&Prince」のCDデビューが1月17日に発表された。
メンバーは「Mr.KING」の平野紫耀、永瀬廉、高橋海人、「Prince」岸優太、神宮寺勇太、岩橋玄樹の6人。もともと6人で活動していた時期があり、さらに3人ずつの時期を経て、6人に戻った。6人全員が「Myojo」(集英社)が行う恒例のジャニーズJr.大賞「恋人にしたいJr.」部門のトップ10に人っていることからも、非常に順当なデビューではある。
しかし、翌日、スポーツ紙などが報じた記事の、ある言葉に、ファンは敏感に反応していた。それは、デビューのきっかけについて、平野紫耀が語った「6人でデビューしたいと、ジャニーさんに直談判した」という言葉である。
「平野くんの直談判だったなんて……震えるほどカッコいい………」「紫耀くんが直談判、かっこいいよ。本当に。あまり熱い部分とか見せる人じゃないけど、やっぱりそういうものを持ってる人でした」「非難されることも絶対にわかってただろうし、それでも直談判して、『自分が主犯です』って言うところは、やっぱりかっこいいな」
このように、平野を絶賛する声もあれば、逆に、主に関西Jr.ファンからは嘆きの声が多数出ている。
「直談判とか知りたくなかった。しかもそれが、平野からだなんて。なんとも言えない気持ちだよ」「もう、平野、永瀬にはがっかりです。そこでデビュー交渉するなら、関西で残って頑張ってる大ちゃん(西畑大吾)、(大西)流星、ジーコ(向井康二)もデビューさせようよ」「え、キンプリ直談判したん!? それなら永瀬、『叶えられなくてごめん』とか言うなよ……。期待を持たすなよ……」「直談判したなんて、嘘であってほしい。平野、よく永瀬の前で『直談判でデビューしよ』って言えたね」(永瀬は関西Jr.としてデビューしたがっていたと考える者も)
また、他グループのファンからは、こんな冷ややかな声も続出。
「デビューしたいって社長に直談判だとさ。呆れた」「直談判に行ったんでしょ? 『夢にも思ってなかった』的なデビューコメントが嘘に思える」「推されまくって挙げ句の果てに直談判。そりゃデビューさせてもらえるよね? 推されてるもんねー」「直談判って、今のJr.だったら平野しかできない。組んでるKINGの他2人とPrinceがそれに乗っかった訳で、Princeには誰も直談判する力がない」「結局ヒロムのスぺオキと仲良くしたもん勝ち。Jr.で平野の友達ってPrinceしかいなかったというか(笑)」
また、もっとシンプルに「直談判」ということに対する驚きや、事実かどうかを疑問視するコメントも。
「直談判でそう簡単にデビューさせてもらえるの? 売れる売れないってこと関係なしに」「『社長に直談判しました』なんて、後々インタビューで語る際の決まり文句でしかない。内容を美談化するための飾り付けだと思っている」「ん? このご時世はデビューがしたいと熱い想いで直談判すればデビューができる流れなの(笑)?」
近年は、ジャニーズWESTのデビューが当初発表された4人から、直談判によって7人組に変わったことのほか、A.B.C-Zも本人たちの直談判でDVDデビューが決まったといわれている。
しかし、「メンバー数を増加してもらうため」や、長い下積みを経てのデビューだった先述の2組とは異なり、傍から見て、KING&Princeの場合は現在のJr.の中で「人気者だらけの順当なデビュー」である。
だからこそ、この「直談判」エピソードは、実際にそうであったとしても、わざわざ言葉にして多くの反感を買ってしまうより、触れない方がよかったことではないだろうか。
それとも、Hey!Say!JUMP、Sezy Zoneなど、「急に大人に選ばれてグループを作り、本人たちは戸惑いを抱えながらスタートする」という“キラキラ王道アイドル路線”だと、デビューからしばらく苦労しがちであることを踏まえて、KING&Princeは最初から「ガッツある若者たち」「6人の絆」のイメージづけをしたいのだろうか。
- 185 - = =2018/1/18 20:54:11
- 186 - = =2018/1/18 20:59:13
ジャニーズJr.内ユニット「Mr.KING」の平野紫耀、永瀬廉、高橋海人と「Prince」の岸優太、岩橋玄樹、神宮寺勇太の6人が、「King&Prince(キングアンドプリンス)」として今春にCDデビューすることが17日、都内で行われた会見で発表されたことを、各メディアが報じている。
ジャニーズ事務所の新グループは、14年4月に「ええじゃないか」でデビューしたジャニーズWEST以来4年ぶり。
報道をまとめると、デビューにあたって、ジャニーズと大手レコード会社「ユニバーサルミュージック」が初タッグを組んだ新レーベル「Johnnys’ Universe(ジャニーズ ユニバース)」が設立されることも発表され、「King&Prince」は同レーベルの所属第1弾アーティストになるという。
メンバー6人には同日早朝、突然連絡が来たそうで、その後、ジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長から「ユーたち、デビューだよ」と伝えられたのだとか。
最年長の22歳で“暫定”のリーダーに任命された岸は「邁進一筋!」と意気込み。事実上、同グループの“エース”となる平野は、「ドームでやりたいというのもそうですけど、世界でワールドツアーをやってみたい」と意気込んだというのだ。
「メンバーに選ばれた6人はJr.の中でも人気のあるメンバーばかり。いまだにグループとしてデビューできないJr.が300人ほどいるジャニーズだけに、そろそろ新グループを結成しないと、ほかのJr.のモチベーションが上がらない。そのため、ユニバーサルと組んで万全の体制で新グループのデビューが決まったが、決して売れるという保証はない。現実問題、WESTはすっかり伸び悩んでいる」(レコード会社関係者)
新グループはかなりの重荷を背負わされることになりそうだ。
- 187 - = =2018/1/20 18:16:41
1月17日、ジャニーズ事務所から4年ぶりとなるCDデビューを発表したKing&Prince。18日放送のラジオ番組『関ジャニ∞ 村上信五 ジャニーズWEST 桐山照史?中間淳太のレコメン!』(文化放送)では、デビュー組の先輩である村上、桐山、中間がKing&Princeメンバーの印象を語るとともに、期待の新鋭をライバル視する一幕もあった。
今春のデビューが決まっているKing&Princeは、ジャニーズJr.内ユニットのMr.KING(平野紫耀、永瀬廉、高橋海人)とPrince(岸優太、神宮寺勇太、岩橋玄樹)が合体したユニット。2014年のジャニーズWEST以来のデビュー組誕生とあって、同ラジオのオープニングでは、中間が「4年ぶりにね、後輩たちがデビューしまして」と、話題のトピックを切り出した。村上から「どう思ってんの?」とストレートに聞かれると、中間は「おめでとうって思いますよ。正直に」と返答した。
続いて桐山は「もともと、その、永瀬廉と平野っていうのは関西Jr.やったんですよ。僕らも一緒にやってたし。おめでとうっていう気持ちはあるんですけど、焦りもやっぱありますね。どうしてもやっぱ、(デビュー組では)今までは一番下やったんで」と、デビュー組の後輩ができることで、“しっかりしなければ”という意識が芽生えたと明かした。特に桐山は、『ザ少年倶楽部』(BSプレミアム)のMCを担当しているだけに、King&Princeの人気や勢いを間近で感じ取っていたようだ。
とはいえ、桐山は自分たちジャニーズWESTとKing&Princeとは「路線が全然違う」と捉えているそうで、中間も「系統が全然ちゃうんでね。(彼らは)もう、正統派です。もう、ジャニーズです」と、同調。続けて「これはもう桐山の勝手な分析ですけど。Sexy Zoneとかと同じような感じの路線なのかなと」と個人的見解を述べた桐山に、村上が「Sexy Zoneのファンの人に怒られんちゃう?」と指摘したが、「でも、なんか似てるというか。正統派。王道であってほしい、逆に」と、King&Princeのアイドル性に期待を寄せた。
村上は昨年1月21日、東京?帝国劇場で行われた『ジャニーズ?オールスターズ?アイランド』の夜公演にTOKIO?松岡昌宏とともにゲスト出演した際、MCでMr.KINGメンバーと絡んだそうで、同舞台でPrinceのパフォーマンスも見学したという。
「うわさというか、話はよう聞くよ! 『今、スゴいキとるんや~』とか。EXシアター(六本木)とかでもな、ライブやったら『チケット即完や~』とか。そんな話は、もう去年あたりから聞いとった!」
と、King&Princeらの評判は村上の耳にも届いていたとのこと。さらに、ラッパー?TAKATSUKINGとしても活動する村上は、「俺はもう、会ったら言うとこうと思うのは、『KINGは俺の知り合いの方が先やからな』」と“KING”つながりで意識している節を見せ、これにはWESTの2人がすかさず「初代KINGですから」(中間)「初代がいてこその、ですからね」(桐山)と、先輩をヨイショしたのだった。
そんなKing&Princeはジャニーズ事務所とユニバーサルミュージックがタッグを組んだ新レーベル?Johnnys’Universe(ジャニーズユニバース)の第一弾アーティスト。会見で「あこがれの人」を聞かれた平野が、カナダ出身の歌手ジャスティン?ビーバーを挙げていたという話になると、村上らも「現在のライバルは誰か」と考えた上で、中間はNEWS?加藤シゲアキ、桐山は俳優の菅田将暉、村上は大物実業家のビル?ゲイツ、孫正義だと宣言した。
また、あらためて村上はジャニーズWESTデビューの4年後に新グループが決まったことを振り返り、
「俺らなんか、4年目なんか箸にも棒にもかからん時やから。そんなんで次(のグループが)来られたら、たまらんよな。『あー、また抜かれんねや』とか。やさぐれてたからなぁ~、ずっと。もう周りが全員敵やと思ってる時やもん、当時。メンバー以外はもう全員敵やと思ってるから。東京行ってもそうやし。誰も東京行っても知らんし、とか」
と、デビュー後も不安を抱えていた時代を回顧。その上で、
「年々、後輩見てたらやけど、どんどんスキルも高いしさ。SixTONESくんとか」(村上)
「Snow Manもスゴイです」(桐山)
「関西Jr.も西畑(大吾)くんとかも、よう出てますしね、テレビとか」(中間)
「Travis Japanとかもダンスうまかったり」(桐山)
「あの子らはホンマに器用やわ。一個じゃないしな。ダンスもできるし、それぞれ楽器できたりとか。昔やったら、あれもこれも、とかいうのが、もう普通になっとる」(村上)
と、後輩の成長ぶりに感嘆する3人。さらには、「年々やで。ホンマに、スゴイ子らばっかりやな~と思う。もう嫌やもん。今、Jr.なんて絶対嫌やもん」(村上)「絶対嫌ですわ。絶対デビューできへん自信ある」(中間)と弱気発言を続け、「今やったら、ホンマにジャニーズ事務所人るんやったら、マネジャーの方でいくな。そっちで俺の抱えたグループは絶対売らしたるわ~」(村上)と、冗談交じりに話していた。
村上が「どんなグループになるんやろうな?」「ちょっと絡んでみたいわ~。どんな子らなのか」と、King&Princeとの対面を心待ちにしていたように、今後は関ジャニ∞、ジャニーズWESTとの共演も楽しみに待ちたい。
- 188 - = =2018/1/20 18:18:34
「やっぱり来たか」
長年、ジャニーズ事務所を取材する担当記者がこう感慨を漏らすのはジャニーズの4年ぶり新グループの発表である。今春CDデビューする「King&Prince(キング?アンド?プリンス)」(通称キンプリ)はジャニーズJrでは知られた人気のユニット「Mr.KING」と「Prince」を合体させたもの。これは満を持してのデビューだったという。
「実はこんなにたくさんユニットをつくってどうするの、というくらい、ジャニーズは新グループ結成までにあれこれ組み合わせを実験していました。旧JCBホール、いまの東京ドームシティでJrのメンバーをいろんな組み合わせでステージに立たせ、どれがファンの人気を集めるのか試していたんです。そこでチケット争奪戦が起こっていたのが、今回合体したふたつのユニット。どちらのチケットも関係者が頼んでも『難しい』と言うくらいでしたから、デビューしてもまずハズレることはないと幹部たちはみている。
嵐がSMAPの後継グループとして、ジャニーズ筆頭に育ったように、嵐の後継グループになるべく2011年にデビューさせたSexy Zoneがいまひとつ売れていないだけにキンプリへの期待は大きい。今回は絶対に外さないようにという周到な準備がうかがえる。このあたりが、SMAP独立騒動後に表舞台から姿を消したメリー喜多川副社長に代わって、ジャニーズの実権を握るメリー氏の長女、藤島ジュリー景子副社長のカラーといえるかもしれません」(長年の担当記者)
20年東京五輪へ向けても「キンプリ」を猛プッシュ。そうした新戦略をいろいろ練っているともっぱらだけに、ジュリー氏率いるジャニーズは新時代に向かっているようだ。
■キムタク、中居もフル回転
SMAP独立騒動と解散劇によるドタバタに加えて、独立組の香取慎吾、稲垣吾郎、草なぎ剛のインターネットテレビ出演などが話題を集め、このところ低迷の印象もあったジャニーズ事務所。しかし今回の新グループ発表は「ジャニーズ帝国の逆襲」のはじまりという見方が関係者にはある。
「元SMAPの中居正広が来月の平昌五輪でTBSのメインキャスターを務め、木村拓哉主演のドラマ『BG~身辺警護人~』がテレビ朝日系でスタート。ジャニー喜多川社長がこのところ、メディアに登場するのも、その意味するところは一緒じゃないでしょうか。とにかく、やっていますというところを出したい。もう必死の露出にみえますね。中居はこれ以上仕事を増やせないほどパンパンですし、木村もドラマの番宣とはいえ、バラエティーをはしごして、回転ずしにまで挑戦させた。一部で死亡説まであったジャニー社長は86歳にして演出などで前面に出て、健在ぶりをアピールしています。
今回の『キンプリ』デビュー会見も、会見当日メンバー6人に直接電話をかけ、『ユーたち、デビューしちゃいなよ』などと言ったそうです。ジャニーズWEST以来の新グループ結成でも前面でタクトを振っている。CDデビュー打ち止め説に対しても『そこに子供がいる限りやっていかなきゃしょうがないですよね』と独特の表現で、続行を宣言していました」(前出の担当記者)
それが大手レコード会社ユニバーサルミュージックと組んだ新レーベル「ジャニーズ ユニバース」だという。Jrはまだ約300人もいるというから、このあともデビューが続く可能性大。いよいよ始まった帝国の逆襲――。
元SMAPの3人がたちまちかすみかけている。