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1- 5 - = =2019/1/30 12:13:46
嵐?○○ 退所から一転、残留の裏に“ブラック企業”と批判されたSMAP解散騒動の対応
来年いっぱいでの活動休止を電撃発表したジャニーズ事務所の国民的アイドルグループ「嵐」をめぐり、芸能界はもとよりテレビ、広告業界も大揺れしている。グループ20周年の節目になぜ約2年先の休止を発表したのか。本紙は「J帝国に吹き荒れる嵐の深層」と題して緊急連載を開始。初回は、ケジメのため事務所を辞める覚悟だったリーダー○○○(38)が残留で落ち着いた裏事情に迫る――。
【J帝国に吹き荒れる嵐の深層:緊急連載1】「当初、○○が想定していたのは活動休止ではなく月兑退です。○○本人はジャニーズ事務所も辞めるつもりだった」と衝撃の内幕を明かすのは、ある芸能プロ関係者だ。
確かに○○は27日の会見でも以下のように答えていた。
「最初は“活動を終えたい”と皆さんに報告した時に、やっぱり事務所を辞めないとケジメはつかないな、と自分の中で思っていた」
前出の関係者が証言するように、嵐からの月兑退、ジャニーズ事務所の退所を念頭に置いていたことは間違いない。
だが、出された結論はグループの活動休止であり、2021年以降、芸能活動を休止する○○は、ジャニーズに残留するというものだった。
会見で○○は「メンバーと事務所の方々と話していく中で、お休みということでいいんじゃないかという、そういう形になった」と続けた。
このような形になった理由には当然、嵐のメンバーからの慰留があったはずだが、それだけではない。ジャニーズからも強く慰留されたからだ。一度はジャニーズを辞め芸能界から身を引く決意を固めた○○も、事務所の説得に身の振り方を“保留”することにしたのだ。
ジャニーズにとって嵐は看板グループであり、そのリーダー○○は“功労者”であるから、今後も世話をし続けようという思いはある。また同時に、当初の○○の想定通り「月兑退=5人の嵐が二度と見られない」となったら、活動休止の場合と比べ、ファンの動揺は何倍も大きなものになることは間違いないからだ。
ジャニーズには、大きな禍根を残してしまった前例がある。言わずもがな、16年末に解散したSMAPだ。
テレビ局関係者は「SMAPは独立騒動を経て解散してしまったが、その時のジャニーズのやり方が高圧的だと、SMAP存続を願うファンから事務所に抗議が殺到。“ブラック企業”と批判された。ジャニーズの中ではこの騒動がいまだにトラウマになっており、ファンから批判されないように非常に気をつけている」。
しかし昨年、再び一部のファンがブーイングする出来事が起きた。関ジャニ∞月兑退を発表した渋谷すばる(37)の一件だ。渋谷は18年末までジャニーズ所属だったのだが、7月からのツアーには参加せず、ファンにお別れを告げる舞台はつくられなかった。
「メンバーや事務所からの『休業』という提案を渋谷は拒否。そのため事務所の意向でツアーに出られなかったといいます。長年、渋谷を応援してきたファンは最後に会えず、不満をためていました。SMAPの時ほど大きな問題にはなりませんでしたが、渋谷の月兑退を巡っては、ファンの動向も含めて事務所はピリピリしていました」と芸能関係者。
○○自身に芸能活動を停止したいという気持ちが強かったとはいえ、月兑退となってしまっては、悲しむ嵐ファンの“やり場のない怒りの矛先”がジャニーズに向かわないとも限らない。
「ジャニーズはファンからの抗議や批判が殺到する事態を最も恐れている。そこで○○に活動休止という良い落としどころを提示し、説得した」と前出テレビ局関係者。
会見ではメンバー全員が解散を否定。活動休止という発表には、復活を信じるファンの間で「#○○くんの夏休み」というハッシュタグが流行するなど好意的に受け止められている。今回ばかりはSMAP騒動が教訓となり、復活への道を残したジャニーズの戦略勝ちだろう。
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