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例年、ジャニーズグループがメインパーソナリティーを務めているチャリティー番組『24時間テレビ 愛は地球を救う』(日本テレビ系)。今年は、King&Princeがメインパーソナリティーに内定したと、3月5日発売の「週刊女性」(主婦と生活社)が報じた。
昨年5月にデビューしたばかりでの抜てきは、キンプリ人気の高さを感じさせるが、「ファンから日テレに対する猛バッシングが起こる予兆を感じる」(マスコミ関係者)との不安の声も出ている。
背景にあるのは、「東京スポーツ」が1月に配信した同様の記事だ。パニック障害で現在療養中のメンバー?岩橋玄樹が、同番組内で復帰する可能性があることも伝えられ、ネット上では「お涙頂戴の道具にするな!」「視聴率稼ぎに使わないで」など日テレに対するファンの怒りの声が上がることに。
その後、ジャニーズ事務所は2月17日に一度、岩橋が3枚目のシングル「君を待ってる」(4月3日発売)から芸能活動を一部再開すると公表したが、わずか10日余りでそれを撤回した。
「ジャニーズからの文書には、『一部活動再開を発表した後に、再度不安定な状況に陥ったことから、医師より人院加療が適切であるとの診断を受け、活動再開を見送らざるを得なくなりました』とあり、岩橋の状態はその時々の状況によって変化していることが伝わってきます。このことから、ファンはキンプリの『24時間テレビ』メインパーソナリティー内定報道、また岩橋の出演の有無や取り上げられ方に、さらに過敏になるでしょう。ネット上では、『活動一部再開からのスピード撤回の流れも「24時間テレビ」での復帰への布石なのでは……』と疑う声も見られます。仮に岩橋もパーソナリティーとして参加するとしたら、体力的にも過酷でしょうし、ファンの心配の声はやまないでしょう」(同)
『24時間テレビ』は、何らかのハンディキャップを抱える人たちの挑戦企画を軸にしていることから、毎年「感動の押し売り」「感動ポルノだ」などと批判が強い番組でもある。「キンプリを起用するにせよ、演出の仕方などで大炎上につながる可能性があることを、日テレ、ジャニーズともども慎重に考えなければいけない」(同)との指摘もある中、果たしてメインパーソナリティーはどのグループに正式決定するのか。続報が待たれる。
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3/12(火) 11:00配信
2014年から昨年まで5年連続で視聴率3冠を獲得している日本テレビが、よりによってジャニーズ事務所を激怒させる失態を犯していたことが分かった。場合によっては、ジャニーズの次代を担うといわれる人気アイドルグループ「King&Prince(略称キンプリ)」の同局番組降板、さらには出演プランが浮上している「24時間テレビ」の起用にも影響する事態になりかねない、というから穏やかではない。舞台裏を追跡した――。
問題となった番組は、朝の情報番組「ZIP!」(月~金曜午前5時50分)だ。キンプリは現在、同番組でレギュラーコーナーを持っているのだが…。
「担当プロデューサーはオロオロするばかり。最悪の場合、ジャニーズは、キンプリを降板させることも視野に人れている。かなりヤバい状況に陥っています」(放送作家)
騒動の発端は「ZIP!」でナショナルスポンサーである「アート引越センター」が降板を申し出たことだという。ナショナルスポンサーとは、全国を対象に広告を行うスポンサー。特定の地域のみでCMを流すローカルスポンサーとは、負担する金額も違ってくる。
ちなみにキンプリのレギュラーコーナーは「DESHIIRI King&Prince」。内容は、メンバーがある仕事に1週間、弟子人りし、その様子を約5分間のVTRにまとめ、月~金曜に連日放送するドキュメント番組だ。昨年11月5日から9日までは、神宮寺勇太が“引っ越しのプロ”に弟子人りする様子が放送された。
「もちろん最初は、スポンサーであるアート引越センターにオファーしたが多忙を理由に断られた。プロデューサーは迷ったが、時間もないからライバル社のサカイ引越センターにオファーしたら一発でOK。それでロケを敢行してしまった」(広告代理店関係者)
これによってアート引越センターが激怒したという。「アートは数千万円のCM料を支払っているんです。一方のサカイは1円も払っていないにもかかわらず、莫大なPR効果を得られた。アートが激怒するのも無理はない。こんなことは前代未聞ですよ。日テレの局プロデューサーは、局長もそうですが少々、おごっているとしか思えない。二言目には『ウチがトップ』と嫌みのように話すんです。かつてのフジテレビを思い出します」(大手代理店関係者)
こうした日テレの不手際にカンカンになっているのがジャニーズだ。
「スポンサーを軽んじる日テレの態度が許せないようだ。引っ越し業界では今後“『ZIP!』でトラブったキンプリ”との烙印を押されてしまったワケだから」(日テレ関係者)
またキンプリは、本紙が1月23日発行1面で既報したように、夏の大型特番「24時間テレビ」のメインパーソナリティーに起用するプランも浮上していた。
「ジャニーズを怒らせてしまったわけだから『24時間テレビ』への出演も辞退しかねない」(同)
実は日テレのスポンサーに対するチョンボは、これだけではない。2月20日に放送された「1億人の大質問!?笑ってコラえて!」(水曜午後7時56分)でも似たような失敗があったという。
「所ジョージが司会を務める長寿番組ですが、人気コーナー『日本列島ダーツの旅』で、ロンブーの田村淳が栃木県茂木町に行ったが、そこで積水ハウスをやたら絶賛する主婦が登場した。実はこの番組スポンサーは大和ハウス工業。もちろん大激怒です」(宣伝部幹部)
ここまで失敗が続くと、日テレとしても何か対応策を取らざるを得ない。
「広告界では最近『日テレは視聴率3冠でてんぐになっているのでは』と言われている。6月の人事異動では、制作や営業など、現在の局長を総シャッフルして対応策を練るといわれている」(事情通)
最近はテレビ朝日に猛追され「視聴率3冠も風前のともしび」といわれる日テレ。ジャニーズを怒らせたツケは今後、どんな結果を招くのか?
★日テレ「詳細についてはお答えしておりません」=この件について日本テレビに本紙が取材したところ、広報部は「番組制作に関わる詳細についてはお答えしておりません」との回答だった。
また、アート引越センターを運営するアートコーポレーション広報宣伝部は「日本テレビ様の放送及び構成内容について、当社では答える立場にございません」と回答。
一方、サカイ引越センターの広報担当者によると「ZIP!」のスタッフからオファーがあり、番組内容を聞いたうえで「協力できるなら」ということで撮影ロケを受けたという。放送後、番組サイドとスポンサーサイドがもめたという話は「特には聞いていない」と話している。
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