フリーの羽鳥慎一アナウンサー(41)が、1996年に結婚したアロマセラピーインストラクターの妻(40)と2日、離婚した。この日、関係者が都内区役所に離婚届を提出した。羽鳥アナは取材に応じ「昨年4月フリーになって、仕事の形態が変わったことが大きい」と吐露。中学3年の長女の親権は妻が持ち、慰謝料、養育費については、誠意を持って対応していくという。
羽鳥アナは、年明けから離婚の話し合いを始めた。話し合いは進展を見せなかったが、3月に人って16年間の結婚生活を終わらせることで合意。「いがみ合いもなく、合意のもとで。お互いに距離を置いて前向きにやっていこう、ということです」と円満離婚を強調した。
すれ違いが生じ始めたのは昨年5、6月頃から。その年の3月で日本テレビを退社し、フリーに転身。生活サイクルは大きく変わった。「局アナ時代より時間の制約が増えたのは事実。『家』の優先順位を落としていたのかもしれない。家庭が上の空になってしまい、仕事に打ち込み過ぎたかな…。(妻と)会話がなくなっていたのは間違いない」と淡々と語った。
羽鳥アナは司会を務めるテレ朝系「情報満載ライブショー モーニングバード!」(月~金曜前8時)を始め、日テレ系「人生が変わる1分間の深イイ話」(月曜後9時)など5本のレギュラーを持つ売れっ子。一方の妻も、長女出産後にキャビンアテンダントの仕事を辞め、現在はアロマセラピーインストラクターとして著書を出版するなど活躍を続ける。
「現在の互いの状況に不満を言うのなら、自分のやりたいことに熱中しようということだった」と羽鳥アナ。皮禸なことに、それぞれの仕事の充実ぶりが離婚の結末を招くことになった。長女の親権は妻が持ち、慰謝料、養育費については「2人で話し合って、誠意を持って対応させていただく」(関係者)という。新居探しのため同居生活を続けているが、新居が決まり次第、羽鳥アナが家を出る形になる。
「仕事を今まで以上にやっていきたい」と気持ちを新たにした羽鳥アナ。3日の「―モーニングバード!」で報告する。
◆羽鳥 慎一(はとりしんいち)1971年3月24日、埼玉上尾市生まれ。41歳。早大政経学部卒業後の94年に日本テレビ人社。プロ野球中継の実況などを経て、2003年2月から「ズームイン!!SUPER」の司会を担当。11年3月をもって日テレを退社、フリーとなる。現在はテレ朝系「情報満載ライブショー モーニングバード!」、日テレ系「ぐるぐるナインティナイン」、「人生が変わる1分間の深イイ話」などに出演。身長182センチ。血液型A。
[2012/5/3-06:03スポーツ報知]