嵐?相葉雅紀が、来年4月期のフジテレビ系“月9”で、主演に内定したという。大みそかの『NHK紅白歌合戦』白組司会に続き、またしても大仕事を務めることとなる相葉だが、近頃の月9は、深刻な低視聴率で存続さえ危ぶまれている状況だけに、波乱含みのドラマ主演になりそうだ。
相葉は、2015年4月期の『ようこそ、わが家へ』で、初の月9主演を果たした。当初も視聴率が危ぶまれていたものの、なんとか1ケタ落ちを回避し、全話平均12.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)という結果を出している。
「近頃、視聴率が低迷を続ける月9だけに、『絶対出たい!』という役者やプロダクションはほぼ皆無で、相葉が主演に内定した4月期に関しても、ヒロインはまだ決まっていないそうです。1月期も、竹野内豊が主演を降りるなど、今のフジ月9は泥沼状態ですからね」(制作会社関係者)
今年だけでも、月9の低視聴率ぶりは目も当てられない状況となっている。1月期の有村架純&高良健吾W主演『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』が全話平均9.7%、さらに4月期、福山雅治主演『ラヴソング』が、同8.5%で2期連続月9ワーストを更新。現在放送中のHey!Say!JUMP?山田涼介主演の『カインとアベル』に至っては、初回からずっと1ケタ続きで7~8%台をウロウロしており、このままいけばワースト記録をさらに更新してしまいかねない。
「今年夏頃から、“4月期の主演は嵐メンバーのいずれか”で調整していたようで、最終的に、相葉に落ち着いた模様です。ちなみに、ストーリーは、原作付きのミステリーになるとのこと。ドラマ不況の今、嵐メンバーの主演ドラマだけは、好評を博しているので、フジとしては、その人気にすがる思いでしょうね」(同)
今年4月期の松本潤主演『99.9―刑事専門弁護士―』(TBS系)、大野智主演『世界一難しい恋』(日本テレビ系)は、同クール連続ドラマの高視聴率ランキングでワンツーフィニッシュを飾ったことも記憶に新しい。嵐の来年以降の活動に、さらなるはずみをつけるべく、相葉も高視聴率を獲得してくれることに期待したい。