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エンタメ市場で最も支出を生み出したのは「嵐」 2年連続1位
博報堂DYメディアパートナーズと博報堂による「コンテンツビジネスラボ」は7月5日、「コンテンツファン消費行動調査」2017年版の結果を発表した。アニメ、マンガ、映画などのコンテンツやアーティストの消費行動への影響を「リーチ力」「支出喚起力」という独自指標でまとめたもので、リーチ力の1位は映画「君の名は。」、支出喚起力の1位はアイドルグループ「嵐」だった。
リーチ力はそのコンテンツやアーティストが1年間に動員できる人数を表す指標、支出喚起力はコアファンによる年間の関連市場規模の指標――とコンテンツビジネスラボは定義している。リーチ力の指標が高ければPRの活用に向いており、支出喚起力は売り上げ規模の見込みの推計に利用できるという。
リーチ力の1位は、「君の名は。」の1097万人。出演ドラマが大ヒットした星野源(4位/846万人)や16年末に解散したSMAP(9位/743万人)など、話題になったアーティストもランクインした。
支出喚起力の1位は、ドームツアーなどライブ活動を活発に行っているアイドルグループ嵐の502億円。嵐はリーチ力でも10位に人っており、影響力はトップクラス。他にも関ジャニ∞(6位/198億円)、Hey!Say!JUMP(8位/160億円)、NEWS(9位/156億円)――などジャニーズ事務所のグループが多数を占めた。また、「ファイナルファンタジー」シリーズ、「ゴジラ」シリーズも新作の影響でトップ10人りした。
2月10~27日にかけて、15~69歳の男女を対象にインターネット調査を実施し、全11カテゴリー計832コンテンツについてランキングを算出した。
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