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相葉ちゃんが悪いわけじゃない!気鋭の〈元〉批評家 更科修一郎が一刀両断『貴族探偵』爆死で見えたジャンル小説ドラマ化の限界
サイゾーpremium 2017.06.20
――フジテレビ肝煎りの月9ドラマ『貴族探偵』が不調で、社長の更迭や月9枠廃止まで取り沙汰されているが、その失敗の要因はもう少し冷静に分析する必要がある。そもそも原作に据えた「ジャンル小説」が実写化に不向きな構造だとしたら……。気鋭の〈元〉批評家 更科修一郎が過去の実写化作品を振り返りながら、ジャンル小説とテレビドラマの相性を鋭く分析する。
倉本聰から持ち込まれた『やすらぎの郷』(テレビ朝日)の企画を門前払いし、『貴族探偵』(麻耶雄嵩)に賭けたフジテレビの亀山社長は更迭されてしまったが、原作読者の目から見れば再現度は高く、相葉雅紀を主役に据えた意図もわかる。武井咲の女探偵と貴族探偵がひとつの事件に対し異なる解決を提示する二重構造の上で、貴族(かどうかも怪しく胡散臭い)探偵が最初からすべて知っていたと匂わせる伏線の巧緻がこの作品の肝で、成功している回は面白いのだが、はて、それを面白いと思う視聴者はどれだけいるのだろうか?
『貴族探偵』の原作はジャンル小説のヒット作だが、ジャンル小説の中でも「新本格ミステリ」や「ライトミステリ」は、テレビ局と大手芸能事務所のキャスティング先行が多い若者向けテレビドラマの原作として安易にセレクトされ、失敗案件が目立っている。
ジャンルの定義はマニアが終わらない論争を繰り返しているので、適当にまとめると、社会派要素より謎解きを重視する江戸川乱歩や横溝正史などの古典的推理小説が「本格」で、『十角館の殺人』(綾辻行人)以降の同時代的な推理小説が新世代の本格=「新本格」と呼ばれている。一方のライトミステリは、往年の赤川次郎や辻真先などの流れを汲む「ゆるい」娯楽ミステリで職業ものが多く、海外では「コージーミステリ」と呼ばれている。この2つに適当な社会派要素を加えれば、テレ朝の十八番である『相棒』『科捜研の女』といった日本の平均的なミステリドラマになるが、そっちは別に失敗していない。作家で言えば、東野圭吾、横山秀夫、池井戸潤、奥田英朗などのドラマ化案件だ。
社会派要素が乏しく、謎解きの複雑怪奇さを競う新本格は間口が狭いので、マンガ風のイラストで荒唐無稽なキャラクター性を強調し、求心力とする傾向があり、近年はライトミステリへ接近/融合しつつある。その典型例だった『謎解きはディナーのあとで』(東川篤哉)が櫻井翔主演で大当たりして調子に乗ったフジは、新本格の大ヒット作『すべてがFになる』(森博嗣)まで『ノイタミナ』枠のアニメ版と同時展開という三顧の礼でドラマ化し、微妙な結果に終わったが、今クールもフジだけが『貴族探偵』『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』(太田紫織)の2作を放送している。
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『貴族探偵』相葉御前に女子悶絶 武井咲をお姫様抱っこ
しらべぇ 2017/06/20 16:30
フジテレビ系月9枠で4月から放送されてきたドラマ『貴族探偵』。しらべぇでも熱心にお伝えしてきた本作品だが、放送も残すところ来週の最終話のみとなった。
19日放送の第十話では、最終章の前半部分が放送。その中で、相葉のセクシーな行動に注目が集まった。
■愛香が被害者に?
この日の放送冒頭では、貴族探偵と愛香が対峙するシーンが描かれた。切子(井川遥)を殺害したのは貴族探偵だと主張する愛香に対し、貴族探偵は証拠がないとしながらも、自分の前で事件を正しく解決したなら、切子の死の真相を教えると話す。
そんな中、愛香は日本有数の門閥 具同家の別荘で行われる具同真希(矢作穂香)の誕生パーティーに仕事の一貫で招待される。
この集まりには脅迫状が寄せられており、それは1年前の同じパーティーで事故死した緒方修(小松勇司)の死の真相を知っているというものだった。
その後、具同家の後継者 弘基(桐山漣)が何者かに殺されているのを愛香が発見。鼻形(生瀬勝久)に電話しようとしたところで、突然後ろから殴られ、意識を失った。
シーンが切り替わると、そこには貴族探偵の姿が。しかも、気を失った愛香をお姫様抱っこしながら廊下を歩いて行った。
愛香を失神させたのが貴族探偵なのかは不明なものの、この行動には多くの女性視聴者が悶絶したよう。以下、ツイッターの声を紹介すると……
女探偵を運ぶのは「雑事ではない」…尊いな… #貴族探偵
御前様が愛香をお姫様だっこぉぉぉぉぉ!マジかっこいいいいいい!
濡れ髪お姫様抱っこの御前、すごい破壊力だった #貴族探偵
考えてみれば相葉御前、脱がないばかりか肌色面積が極端に少なくて、ジャニーズに限らずイケメン俳優を脱ぎに脱がせて視聴率稼いでる昨今のドラマからは考えられないが、脱がなくても表情の抜け落ちる様やバックハグや濡れ髪姫抱っこで黄色い悲鳴が満ちる流石。 #貴族探偵
■嵐の中では遊んでない印象?
なお、しらべぇ編集部が嵐を知る全国の20~60代の男女1038名に調査を行なったところ「相葉くんが一番遊んでそう」と答えた人は約1割にとどまる結果に。
嵐の中では比較的、浮いた噂のないイメージの相葉だが、ドラマでは紳士淑女の交わりを楽しむ男性を、華麗に演じきっていると言えそうだ。
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